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　私は、台南県北門郷双春村落の貧しい家庭で育ちました。貧窮した生活の中でも、全力を尽くして努力しました。その後、パートナーの協力もあって成功に至りましたが、傲ることなく、いつも母の教え「食人一口還人一斗」（他人の物を一口食べると、一斗を返す）を思い返していました。

　創業当初は苦労の連続でしたが、その後、市場開拓は成功し、海外含め10数カ国に展開するまでに至りました。現在、台湾国内のビンハン本社ビルを含む10数カ所の拠点に加え、中国東北地方の長白山に数千ヘクタールの人参畑を購入し、生産から一貫して品質管理を行っています。企業活動の成長は、ごく普通の私たちが日々の努力よって積み重ねたものです。

　創立時はパートナーにつきっきりで、真夜中近くまで市場開拓の指導に時間を費やすことも多くありました。仕事を通じて人を磨くことが大事であると考え、身を挺して行動していました。経営者としては、永続的経営を目指し、研究開発に多額の投資を行いました。製薬工場を創立し、各地で研修施設や展示会場を建設したことは、ビンハン事業に携わるパートナーの方たちの力強い礎となりました。

　この世に生を受けたことは、個人の幸福追求だけではなく、他の人たちに健康になっていただくという使命を授かったのだとビンハンでは考えます。多くの人の一助となり、ビンハンとの出会いを機に、人生を好転させることが出来るとするなら、これこそがまさにビンハンの考える幸せではないでしょうか。